とろろ世界旅日記

とろろを愛する88年生まれのつれづれ世界旅

害虫被害

 

 

前回、ニュージーランドの部屋探しについて書きました。

tororo88.hatenablog.com

 

その際に、家具なしの部屋が多いとお伝えしました。

 

とろろは 過去にオーストラリアとシンガポールでの部屋探しをしましたが、

新築でない限り 大抵は家具付きでした。

 

ニュージーランドでは家具、特にベッドがない部屋が出てくる出てくる。

 

ベッドを片付けるなんて、めんどくさいやーん。。

置いてってくれたらええのに。。とふて腐れながら部屋探ししていましたが

最近になりその理由がわかりました。

 

それは なんと。。。

 

害虫被害予防なんだとか。

 

ニュージーランドでは

ベッドや布団を天日干しする習慣がございません。。

 

しかも、家で飼っているペットが

自由気ままに人間様のベッドに寝ることもしばしば。

 

そして、現われてくるのは

ダニやノミ。

 

その為、多くの人が自分で使うベッドは

自分で持ち運ぶとのこと。

なるほど、納得。

 

そして、ダニノミって小さい体で30㎝も飛び回り

自分よりなん百倍も大きな生き物に食らいつくすごい奴。

 

自分の身長の100倍の距離を飛ぶなんて宇宙人の域です。

 

そんな私も

ウェリントンの部屋に住み始めて1週間で

まんまと被害者になりました。

 

人生初のノミ被害でした。

 

コトの発端は引っ越しの時。

 

ウェリントンに1年住んでいる心優しい台湾人の友達が

引っ越しを手伝ってくれたのですが、

その時、彼女が教えてくれました。

 

"こういう古い家に住んでるとflea(ノミ)に食われることあるから、Flea Bombした方がいいね。友達もノミに食われて、治すのに1週間かかったよ。"

 

そうなんです、私の住んでいるお家はだいぶ年期が入っております。

隙間風が通ります。

 

Fleaの意味を知らなかったくらいに

私の人生はダニノミから離れたものでした。NZに来るまではっ!!

 

彼女がいうFlea Bombとは燻煙剤のことでした。

さっそくNZでよく使われているFlea Bomb "Mortein Kill & Protect"2本セットをCountDownで購入。

f:id:apingface:20171211112858j:plain

 

 

荷ほどきをする前に、Bombをしてやりました。

 

燻煙剤使用時の注意点は・・・

火煙検知器を切ること

・電化製品を部屋から出す

・ペットも入れない

・ベッドシーツなどは退かして洗濯を。

 

 

火煙検知器については

Flea Bombに注意書きもされていないので忘れてしまいがち。

 

そんな私も

部屋にある火煙検知器の存在にすら気づいておらず、

燻煙剤をセットしてノコノコと1時間の外出をし

帰ってくると検知器が悲鳴を上げておりました。

 

本来ならば燻煙剤設置後、2時間は部屋に入れませんが、

もくもくと化学物質煙が煙る部屋に一目散に突入。

 

近くにあった長い棒を見つけ

つま先立ちで何とか検知器をオフった瞬間に

全身の力が抜けたのを覚えております。

 

長い棒がそこにあって良かった。

チビな私がギリギリ届く長さでよかった。

 

それよりも何よりも

検知器がどこかのセンターに繋がっているものではなく

独立型で 本当に良かったー!!(ここブルゾンちえみ)

 

国によっては

火煙検知器が消防所に繋がっており、

誤報で消防隊を要請してしまうと高額な請求がきます。

 

なんやかんやで、

Flea Bomb第一弾を終え、部屋の掃除や整理を済ませ一段落した私は

 

まさかFlea Bomb第2弾が必要になるとは知る由もありませんでした。

 

つづく。